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高級感 桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・ 和書の詳細情報
桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・。Amazon.co.jp: 桐壺天皇の皇子八の宮と中将の君との御子浮舟（大。桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・浮舟（大君/中の君。もも様 玄米 あきたこまち 10kg。 閉じる
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「背燈隔帳不得語」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
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閉じる国宝・中の君（左下）絵巻を見る浮舟(左上)
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閉じる浮舟（今上天皇の皇子）をのぞき見る匂宮
閉じる琵琶を弾く匂宮と中の君（国宝拡大）
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カスタマーレビュー
オススメ度 4.8点
現在、5008件のレビューが投稿されています。
自筆「源氏物語」の「東屋（あづまや）」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。源氏物語」夢浮橋の巻 僧都、浮舟 桐壺天皇の皇子 八の宮の姫君。
「東屋の巻」の主人公は、源氏の君と女三の宮の皇子・薫の君と今上帝天皇と明石中宮の皇子・匂宮、そして大君（おおいきみ）に似た美しさを持つ浮舟とのきらびやかな恋物語が描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。長谷川伸旧蔵書 斎藤笹舟（斎藤亀五郎）編『明治戊辰戦争余聞』昭和11年 相馬郷土史研究会刊（福島県相馬郡） 明治維新資料。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【印刷工芸】紫式部「源氏物語 繪合・行幸・柏木」 状態良 日本古典文学会代表久松潜一監修 元箱 昭和47年 y92271191。現在の今上天皇と系譜がつながっている。白虎通徳論。
関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。東京芝高輪泉岳禅寺略図。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。工藝 78号 “文字” 柳宗悦 日本民藝協会 機関誌 1,000部限定/伝統工芸 民芸運動 棟方志功 芹沢銈介 鈴木繁男 王羲之 書聖 蘭亭序 漢書 漆。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。金剛般若波羅蜜経 木版刷 検索⇒ 経折本 佛経 写経 藏経洞 古籍善本 唐本漢籍 支那 敦煌 彫版 刻経 木刻本 筒子頁 殿本 套色印 支那 経書経。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。黙示録の現代研究 千葉勇五郎 昭10 バプテスト派 日本基督教団 キリスト教 新約聖書 神学宗教学カトリックプロテスタント 戦前明治大正OA。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。多田等観『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/日本の僧侶 仏教学者 ダライ・ラマ第13世に拝謁 貴重なチベット仏教研究文献を請来 秋田県出身 掛け軸。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。風俗金魚伝。（資料の記録は下記に掲示）
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。★0570和本江戸期関ヶ原の戦い写本「関原正譌/附録三方原戦誌」全1冊/古書古文書/手書き/新井白石/上毛桐生街長澤仁右衛門の蔵書印。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。田中緑紅『静岡小絵馬十二支』（上下輯揃/彩色木版画ぽち袋全12枚揃）戦前 木版ぽち袋 干支。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。熊本十代藩主が家臣 山崎隼雄に与えた150石の知行宛行状と知行目録の２部。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。現代の美人画 4，5，6，7，8，9，10巻 合計7冊セット。また、各巻ごとの書かれた年については不明。京都史蹟会編 林羅山文集 完 弘文社 昭和5年 戦前 /Y上。従って、応永五年とは、書き始めの年である。x005 大匠新雛形 上下巻 安藤喜助 盛林堂蔵版 明治■和本 建築 大工 装飾 鳥居 欄干。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。酔古堂剣掃 4冊揃 陸紹 明治期 山人派 菜根譚 名言集 中国 唐本 漢詩 漢文 検） 戦前明治大正古書和書古文書写本古本 NY。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。長谷川伸旧蔵書 岡本一平画 坪内逍遥題字『新水也空 俳優の部』限定325部 昭和4年 文藝春秋社/座右宝刊行会刊 歌舞伎役者絵集 岡本太郎父。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。観音経和談鈔図会。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門（おおいみかど）」を称する。清刊本『唐六如先生画譜』（全三巻一冊揃）唐本 漢籍 中国画論 中国美術 中国絵画 中国古画論。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。『浮世絵名作撰集』(手摺浮世絵木版画全24枚揃)昭和44年 五都浮世絵保存会 喜多川歌麿 鳥居清長 鳥高斎栄昌 細田栄之ら 大判錦絵 美人画集。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。★0481和本江戸天保3年（1832）馬嶋流眼科写本「明眼伝記」1冊/尾州馬島明眼院/津軽進藤良策/古書古文書/手書き。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。『殷墟卜辞綜類』●島邦男編●汲古書院●1977年発行増訂版●全608P●検)和本唐本古書漢籍拓本書道碑法帖甲骨文字象形文字。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。詠歌大概抄。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。基督教年鑑 昭11 日本基督教連盟 キリスト教新約聖書旧約神学宗教学 検）カトリックプロテスタント教皇ルターカルヴァン宣教師戦前福音書OF。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。格安・稀★酒井勝軍編（吉良義風原著）『上記鈔訳』（全2巻揃）国教宣明団・昭和13年ーウエツフミ・神代文字・ヒヒイロカネ・竹内文献。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。石井研堂編『日本漂流譚 第二篇』明治26年 学齢館刊 明治時代和本（和装活字本）彩色木版画入。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。五秘密 仏教次第 密教 真言 江戸時代 天台宗 金剛薩 五秘密法 賢深 長享7年 検 仏陀浄土真宗浄土宗真言宗日蓮宗空海親鸞法然古文書写本OB。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。八文字屋自笑『役者大通鑑 大坂之巻』安永5年 八文字屋八左衛門刊 江戸時代和本 大阪の歌舞伎役者評判記 八文字屋本。
出品した「源氏物語」は東屋（あづまや）の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。七夕百首。東屋の巻は、源氏の君と女三の御子、薫の君と今上天皇の皇子・匂宮、そして、朱雀院（前朱雀天皇）の弟・八の宮を父とする浮舟の恋物語を描いております。肉蒲団（一名覚後禅）情隠先生編 4冊揃 明治期 道元 禅宗曹洞宗 仏教 検）仏陀 因果応報 戦前明治大正古書和書古文書写本古本 NY。大君と中の君の姉妹は、朱雀院（前朱雀天皇）の弟・八の宮を父とする。長谷川伸旧蔵書『蒙古寇紀 全』限定1000部 昭和6年 元寇弘安役六百五十年記念会（賀茂百樹）刊 肥前松浦家所蔵本複製版。八の宮のなきあと宇治にこもる大君と中の君の姉妹のうち、大君との結婚を望む薫の君（母は、前朱雀天皇の皇女・女三の宮）は老女房の弁たちの手引きで大君の寝所に入るが大君は気配に気づき隠れてしまう。f24022006〇地租改正事業 能筆 明治新政府事業の一環新潟県が率先 24冊 全部240丁 新潟県 県令 楠本正隆宛 明治６年 越後国蒲原郡夏井村。大君と結ばれぬまま終わった薫の君は深い悲嘆に沈む。1937年 明治生命 軍用機資金献納報告書 検索: 日中戦争 日支事変 満洲事件 満州帝国 関東軍 新京 奉天 総督府 古文書 国民党 中華民国 支那。ある日、浮舟の母・中将の君はつてを頼って中の君の住む二条院に身を寄せる。拳独稽古★山櫻漣々著★けんひとりげいこ(530)。大君と中の君の姉妹は、朱雀院（前朱雀天皇）の弟・八の宮を父とし正室の間に生まれた姉妹であるが、浮舟は正室とは違う異母・母の中将の君の元に生まれたため、父は認知をしなかった。近世木活続貂 上・下２冊 青裳堂書店古書目録 平成22年。浮舟が中の君の異母妹であったこと知る美しい女性であった。中国料理技術入門・宴席料理・大衆菜譜・食物史・酒・茶書・中国料理・隨園食箪 8冊セット 柴田書店 料理本。中の君を妻とする匂宮（今上天皇と明石皇后の皇子）は、偶然邸内で浮舟を見つけた匂宮は浮舟に恋をつのらせる。竹亭緑水 尾形月耕画『筆野面影 岡山紀聞』明治17年 嵯峨野増太郎刊 岡山藩主池田治政の乱行を描く 明治時代和本 彩色木版画装 浮世絵 錦絵。薫の君は、大君とうりふたつの美しい浮舟が二条院にいることを知り、弁の尼の協力を得て宇治の山荘にかくまう。『満州事変の体験談と教訓及所見』昭和8年 偕行社刊 満洲事変 満洲国資料。薫の君はかなわなかった大君を重ねて恋の思いをつのらせていく。★0462本江戸期有職故実随筆写本「湯土問答」全1冊/古書古文書/手書き/湯浅元禎(湯浅常山)/土肥経平/古書古文書/手書き。
原本自筆上部に「背燈隔帳不得語」（燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず）という漢詩文の落款が押捺されている。川田孝吉編『明治新撰帝国無双玉篇 全』明治28年 上田屋蔵版 印記「長野県北佐久郡平原学校」明治時代和本（銅版本）漢字字典。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。浅井図南『告徒録 附黄老二経』享保18年後跋 武村嘉兵衛刊 江戸時代和本 漢方医で本草学者の浅井図南が著した東洋医学書 医書。「背燈は、灯を壁に向けて暗くする」で、「灯燭を後ろに向けて暗く、帳（とばり）を隔てて 言葉を交わすことはできません。長谷川伸旧蔵書 鈴木啓之（三門博）編 長谷川伸序文『浪曲新作集』昭和24年刊。」という意味。近江彦根藩領出流原村古文書●明治１９年 赤見村地誌編輯材料取調書 ６３丁 下野国安蘇郡赤見村 現在の栃木県佐野市 240131 148。唐の玄宗皇帝が絶世の美女・楊貴妃の霊魂のために帳（とばり）をもうけ、皇帝自身は別のとばりの中で楊貴妃のよみがえりを待ち続けたことを白楽天が漢詩にしたものです。吉田竹次郎編『日本郵便切手類目録』明治28年刊 明治時代和本 明治4年～20年代の郵便切手集 明治中期の郵便資料。篆書印は、薫の君が大君（おおいきみ）をしのびつつ、浮舟の中に大君の再来を望む生命の移行をこめたものとされている。女学講義 大日女學會 明治三十七年九月廿五日 第四回 後期 第二巻・拾巻・十五巻・廿四巻、第七回 前期 第九巻～廿三巻 8冊 全12冊。紫式部が「東屋」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。西国巡礼歌要觧。詳細な理由は下記説明欄に記載
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。■二葉亭四迷 ■『片戀』（片恋） ■「奇遇」「あひびき」収録 ■春陽堂刊 ■折込口絵あり。）
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」東屋（あづまや）の巻》
「東屋」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。白衣観音大士神呪 唐本漢籍 検索⇒中華民国 木版刷 経折本 佛経 写経 藏経洞 古籍善本 支那 敦煌 彫版 刻経 佛教 木刻本 筒子頁 経書 写経。
《自筆上部の「背燈隔帳不得語」（燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず）という漢詩文の落款が押捺されている。☆E0270和本江戸寛政5年（1793）政治論写本「国本論」全1冊/松平定信/古書古文書/手書き。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。森本木羊子『仏頭集』（2冊）限定50部 昭和29年 森口太郎 木版画集（紺紙金泥摺）仏教美術 仏像 法隆寺 広隆寺 中宮寺 平等院鳳凰堂 中尊寺。「背燈は、灯を壁に向けて暗くする」で、「灯燭を後ろに向けて暗く、帳（とばり）を隔てて 言葉を交わすことはできません。世渡は堪忍乃二字。」という「白氏文集」の中の有名一節です。関野凖一郎『又三郎異聞』限定100部 1952年 私家版 木口木版画10枚。》
A
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。茶人花押藪 古書。）
「自筆原本」
自筆右下の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫（玉映）の落款。■図解満州産業大系 全5巻揃 日本図書センター[管理番号102]。
自筆上部の「背燈隔帳不得語」（燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず）
という漢詩文の落款が押捺されている。古文書 和書 「牧野系図」 笠間藩 茨城県 笠間市 新潟県 長岡市 歴史資料 牧野氏 系図 藩主 （レターパックライト発送）。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。☆E0337和本明治期ぐらいの医学写本「粘敗療談」上下合1冊/村上正徳温卿/古書古文書/手書き。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。和本「百家説林」全10冊揃 明治23～25年初版 江戸時代の諸家の随筆/雑考 挿絵 (古文書 資料。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。「延喜式」／神祇巻 巻1～巻10／寛政7年／河内屋太助他発行／全5冊。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。帝国絵画番付 印譜 朱印 大正７年 荒木十畝 池上秀畝 池田輝方 上村松園 河合玉堂 鏑木清方 古書 ②E。
《「源氏物語」東屋（あづまや）の巻》
《「背燈隔帳不得語」（燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず）
という漢詩文の落款が押捺されている。希少◆春画◆艶本◆「淫書開交記」 17冊 房菴作 好員画 約18.1cm×約12.5cm 和本 資料。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。古文書 和書 栗田勤 「東湖先生正気歌講義」 藤田東湖 水戸藩 晦屋先生 家塾輔仁学舎 茨城県 偉人 水戸藩 (レターパックライト発送）。》
《浮舟の母、娘の良縁を願う》
《中の君、薫の君に浮舟を薦める》
《山みち（道）》・・・・に、たはやすくもえ思ひ立たてなむ、
とはへりし」と聞こゆ。御文明燈鈔 釋道隠 5冊15巻揃 年 仏教 検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教禅宗 戦前明治大正古書和書古文書写本NS2。「人ひとのかくおそろしくすめる道に、
まろこそ古りかたく分け来れ。西国順礼歌諺註。何はかりの契りにかと思ふは、
あはれになむ」とて、例の、涙くみたまへり。「教行信証」／愚禿親鸞集／明暦3年／西村九郎右衛門発行／4冊。
「さらは、その心やすからむ所に、消息したまへ。中内樸堂（中内惇）自筆漢詩稿本「壬戌詩存-庚午詩存」文久2年自序 漢詩集 斎藤拙堂門下の伊勢津藩士 三重県津市郷土史料。
みつからやは、かしこに出てたまはぬ」とのたまへは、
「仰せ言を伝へはへらむことはやすし。★Z17和本江戸寛政7年（1795）大阪の粋人の伝記「当世癡人伝」3冊分合１冊/鼇道人/絵入古書古文書/木版摺り。今さらに京を
見はへらむことはもの憂くて、宮にたにえ参らぬを」と聞こゆ。盛岡藩御絵御用【本堂光亀 (本堂蘭室）】字:金卿 号:蘭堂『漢画人物圖』掛軸〔紙本肉筆真作〕/文人画家 門人:沼宮内蘭渓 泉沢修斎 本堂圭斎。
《第二段 薫、弁の尼に依頼して出る》
「なとてか。★0553和本江戸文久2年（1862）写本「御勅書并勅使御持参御書付写ほか」1冊/古書古文書/手書き/幕末の京都。ともかくも、人の聞き伝へはこそあらめ、
愛宕の聖たに、時に従ひては出てすやはありける。「頭書 西谷名目」／寛文8年版後刷？／銭屋半左衛門発行／4冊。
ふか（深）きちかひ・・・・《をやふ（破）り》
（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。西国順礼歌諺註図会。
《「源氏物語」東屋（あづまや）の巻》
《桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・浮舟と薫の君、匂宮の恋物語・自筆「源氏物語」東屋》
《桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君の子・浮舟（大君と中の君とは異母姉妹）の良縁を期待する母君》
《浮舟の母君（中将の君）、中の君に浮舟の庇護を依頼する》
《浮舟と薫の物語 薫、浮舟を伴って宇治へ行く》
《薫の君、宇治を訪ね新造の御堂を見る》
《薫の君、浮舟への仲介を尼君（弁の尼君）に依頼し京に戻る》
《（尼君）「先日、その母君（浮舟の母）から手紙がございました。【骨董・茶道具】★仏教美術 鎌倉時代 高山寺旧蔵？★★秘書 法書 er018vb32. 経 古文書 経典。
それによりますと、姫君（浮舟・大君と中の君とは異母姉妹）はものいみの
方違(かたたが)えをするといって、あちこち転々としておいでのようです。南蛮寺興廃記。
このごろも、粗末な小家に隠れてお暮しなのもお気のどくですから、
宇治の地がもう少し近い所でしたら、そちらへおあずけすれば安心なのでしょうが。【増補 大萬蔵節用字海大全】 片山敬齋遺稿並書 池田東籬亭閲正 文政11年。
途中が険しい山道なので容易には決心もつきませんで、とございました」
と姫君（浮舟）の近況を記た母君（浮舟の母）からの
お手紙の内容を申しあげる。古今美術参考 絵本 図画 画譜 検索⇒ 図鑑 武鑑 名鑑 銘鑑 紋章 図版 服飾 紋様 文様 家紋 武家 公家 王家 武道 図会 傳書 装束 佛像 大名。大将（薫の君）は、
（薫の君）「誰もがそんなにおそろしがっているような山道》・・・・・・を、このわたしは
よくぞ相も変らず分け入ってきたのですね。河玄佑『前戯録』明和7年 佐々貴惣四郎刊 江戸時代和本 漢詩集 狂詩集。
どれほど深い前世の因縁によるのかと思うと、感慨も無量です」
とおっしゃって、いつもの癖で涙ぐんでいらっしゃる。堅州古峯原山略図。
（薫の君）「では、その気の置けない姫君（浮舟）の隠れ家へお便りしてくだされ。神道黒住教神理概論俚諺解。
あなたご自身そこまで出向いてくださるわけにはまいらぬか」
とおっしゃると、尼君（弁の尼君）は、
（尼君）「仰せ言をお伝えいたしますのはたやすいことでございます。□敦煌吐魯番研究 8冊セット 北京大学出版社,中華書局[管理番号105]。
ただ、いまさら京の土を踏むとなりますのもおっくうで。柳屋主人三好米吉/仲古谷津友吉他編 浪速短冊研究会同人跋『賀茂川』限定300部 昭和3年 杉本要他刊 古短冊集 本居宣長 上田秋成 林羅山ら。
宮（匂宮・今上天皇の皇子）のお邸(やしき)にさえ伺えずにおりますものを」
と申しあげる。石川丈山『覆醤集』（全二巻揃・合本一冊）寛文11年刊 漢詩文集 江戸時代和本。
（薫の君）「どうしてそんな気がねがいりましょう。中内樸堂（中内惇）『樸堂詩鈔』（全6巻3冊揃）明治5年 白雲洞蔵梓 明治時代和本 漢詩集 斎藤拙堂門下の伊勢津藩士 三重県津市郷土史料。
人があれこれ取り沙汰するというのでしたらともかく、愛宕(あたご)の聖(ひじり)でさえ、
時によっては京に出ていったではありませんか。西国巡礼歌要解。固い誓願を・・・・《破ってでも
人の願いをお聞き届けになるからこそありがたいのでしょう」
とおっしゃる》
備考・大将殿は権大納言兼右大将で今上天皇と麗景殿女御の皇女・女二の宮を正室に迎えている薫の君。長谷川伸旧蔵書 (中国・清)筆錬閣編 石井南橋序 服部誠一評点『近体奇説第一編 二橋春話』（全2冊揃）明治10年 文永堂刊 明治時代和本 唐本。浮舟は桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君の御子。易経 商務印書館 検索⇒ 漢文 唐本漢籍 古籍善本 支那 道教 道徳経 南華真経 黄庭堅 伏羲氏 周易 八卦 太極 陰陽五行 王重陽 全真教 清静経。八の宮の兄は源氏の君と朱雀天皇。谷崎潤一郎『都わすれの記』昭和23年 創元社刊 版元印記「創元社京都編輯所」押捺（試作本か）。浮舟は八の宮の娘であるが父の認知を受けなかったため常陸介の後妻となった中将の君の連れ子として常陸介の家で成長した。天風坊鯰老人作 蹄斎北馬（葛飾北馬）画『絵本田村物語』（全6冊揃）文化6年序刊 江戸時代和本 読本 葛飾北斎門人浮世絵 絵入。桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君、中の君姉妹と浮舟は異母姉妹である。河蛙考 文政九年 写本。このため大君と似た浮舟に薫の君が惹かれている。i10●Nicolas Boileau-Despraux ニコラ・ボアロー＝デプレオーに関する古い洋書書籍 3冊 1821年 17世紀フランス文学/フランス語/詩 240314。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。古刀銘盡大全 全9冊。
《The Eastern Cottage（東屋）》
"And here I am.
All these years I have been coming over
the roads that frighten them so.
Why should it be?
What have we inherited from other lives to account for it?"
As was so often the case, there were tears in his voice.
"Send off a message, if you will,
to wherever it is that she seems to think so safe.
Or might I ask you to go yourself?"
"It would be very easy to pass on a message,
but I am afraid I am no longer up to going into the city.
I do not even think of visiting my lady."
"You must be bolder. If we see that no one knows, then no one will talk.
After all, even the hermits on Atago went to the city occasionally.
And you know it is a good thing to break the most solemn
vow if it means making someone else happy."
英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）
《東屋》
信中道：‘目前避在一陋之小屋中，甚是可怜。増訂 万年青図譜 篠常五郎 明治33年。
如果宇治京稍近，思托庇，以求安心。日本カトリック年鑑 昭42 キリスト教 基督教 新約聖書旧約聖書 検）神学宗教学カトリック教会 プロテスタント教会 宣教師戦前明治大正NU。
然而山路崎，往来非易事。ｋ◇ 江戸期 写本古文書 師鑑抄天理巻第1～10 絵入り本 1冊 写年不明 48丁 和本 墨書き 軍学 兵法 /A07。’”薰大将：
“大家都怕走山路，只有我一向不，
常常跋而来。池田文太郎翁 (秋田県仙北郡高梨村) 後藤寅之助(後藤宙外)編 昭和5年 和装。是何等深厚的宿，
想起了感慨无量！”到里，照例流下泪来。『中田一男創作蔵書票 第四輯』限定100部 昭和8年 版画工房刊 自画自刻自摺木版画蔵書票15枚 別紙2枚付。
又：“那，就写一封信，
送到无人注目的小屋中去。新古今和歌集 宮本竹逕 昭和61年 書芸公論社 定価10万円 限定版。
且慢，是自去走一遭。円光大師・平重衡問答書／「円光大師法義文」「三位中将平重衡卿手書」／明治13年／知恩寺発行／2巻。”
弁君答道：“要尊意，事甚容易。栂尾明惠上人伝記。
中国訳文の出典：『源氏物語（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。一草亭詩存 非売品 1939年 検索: 西川一草亭 去風流生活 華道家 生花 九条武子 富長蝶如 茶心茶語 夏目漱石 漢詩 漢文 漢学 漢籍 大谷瑩誠。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。割烹 料理 裁縫 普通饗膳献立 家庭遊戯 明治４２年前後 和書 アンティーク。
左の写真が「源氏物語」東屋の巻の末尾（原本番号66-B）の押印。御祈祷所申渡書。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印（竹に雀）
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）。甲賀三郎『蜘蛛』昭和16年 熊谷書房刊 ミステリー小説集 推理小説 東郷青児装丁。冬姫は内大臣・通誠の養女。全訳王朝文学叢書 全１２巻 菊池契月・中村大三郎/装幀 吉澤義則 大正１３年～ 口絵 除籍本 源氏物語 おちくぼ物語 天金。
冬姫は通称。美品『国宝 源氏物語図屏風』 俵屋宗達 江戸時代 静嘉堂文庫美術館蔵 函 解説 便利堂 縮小屏風。正式な名は伊達貞子。検香斎『横濱竹枝 大日本洲新港詠』元治元年跋 同治6年 検香斎鐫蔵版 江戸時代和本 横浜を謳った漢詩集 支離子 唐本漢籍和刻本。左端の写真は「東屋の巻」末尾の拡大写真。古文書 鵜飼幸吉 吉左衛門 書簡 西隼人 宛 水戸 京都 愛知県西宮市 安政の大獄 切腹。
左上の篆書体は、「背燈隔帳不得語」（燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず）の押印。★0408和本江戸期徳川家戒名命日「崇廟祭名録」全1冊/摂門(竹尾次春)/増上寺/古書古文書/木版摺り。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。「水間寺観音薩縁起」元禄3年 寺僧中敬白 大阪府貝塚市の天台宗寺院「龍谷山水間寺」江戸初期の仏教書 仏書 観音菩薩 江戸時代和本。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）
（奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。桑原廉一郎 自筆書簡1通（真筆保証品）島村剛一宛 封筒付 昭和13年8月15日付 父・桑原芳樹や國學院大学に関することなど 気比神社宮司。）
（出品した自筆の「断層画像写真」（東屋の巻）MRI 50―53B
自筆二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）」、上は娘の幾千姫（玉映）の落款
「源氏物語」「東屋の巻」主人公・東屋の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる中の君と浮舟。諸大家人物画譜。
「源氏物語絵巻 」東屋一（国宝）髪を梳かせている中の君(左下)と、
女房に詞書を読んでもらいながら絵物語に見入る浮舟（中央上）
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。幕府領（会津藩預所）佐倉村古文書●宝暦７年写 会津孝子傳 全 ６９丁 大沼郡佐倉村 現在の福島県昭和村 231112。2番目の写真は近衛基熙の肖像（陽明文庫・所蔵）
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典（淡交テキスト「茶会記」に親しむ・７）平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「東屋」原本に記されております。『続俳諧十二律』（全8冊揃）天保10年～弘化2年刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 連歌 椿亭山谷 星玲庵素瓏 聚景庵山骨 岡本駿台 即事庵永久ら。紫式部が「東屋」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「東屋の巻」を書いていることがわかります。売薬版画浅間ヶ嶽。この原詩の言葉の引用は、「東屋の巻」に用いられていることで広く知られている。小森忍『支那古陶磁器解説』昭和5年 関東庁博物館刊（南満州旅順市）中国陶磁論。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。☆E0201和本江戸嘉永6年（1853）写本「合衆国人上書和解」1冊/木内山寿/古書古文書/手書き/日米和親条約。
「香煙引到楚香処」（香煙引き到る、楚香の処）の漢詩文の落款が押捺されている。☆E0230和本江戸期有職故実写本「禁秘御抄聞書」2冊揃い/古書古文書/手書き。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。箱石東馬『実行清酒改良醸造法』（全3冊揃）明治22年 東海書館刊 廣瀬慶之助旧蔵書（廣瀬商店＝白菊酒造/茨城県石岡市高浜) 明治時代和本。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。★文久三年 御上洛御用掛供奉御役人附 木版5枚 ※少穴と皺あり★ (管=古絵図函)。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。中野康章旧蔵書『礼容筆粋』（全7巻7冊揃）享保2年 菱屋治兵衛他刊（京都）江戸時代和本 武家故実書 日本刀の取扱い方など 絵入本。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。古文書 「登美宮様御下校二付宿内申渡帳」 徳川斉昭 烈公 烈公夫人 吉子 水戸 歴史資料 江戸 下向 婚礼。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。彩色木版画譜『教育子供のをしえ』明治20年代刊 鳥類画譜 明治時代和本。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。☆E0219和本江戸天保12年（1841）国学和歌「百人一首新抄」全1冊/石原正明/古書古文書/木版摺り。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。1936年 新代議士写真名鑑 衆議院 帝国議会 アイヌ族 議員 戦前 古文書 検索⇒当時物 歴史資料 貴重 貴族院 生写真 満洲 興安嶺 安東県 新京。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。小室洗心編『天橋百吟』昭和5年 小室万吉刊 京都府宮津市「天の橋立」（天橋立）を詠った句集 俳諧 俳句 俳書。撮影後、展示のために再表装をしております。閑日庵里編『三四考』（全2巻2冊揃）天保9年 天満屋武兵衛刊（阿州徳嶋）江戸時代和本 俳諧書 俳書 閑日庵鴎里 徳島県郷土資料 松尾芭蕉。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。[W3428] 希少本!「山形の和算」/ 山形県和算研究会発行「山形の和算」編集委員会編 平成8年3月1日 中古本。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。花伝書原典叢観 宗清花伝書 ぬきがき条々 花傳書 2冊。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。古文書 傳燈大阿闍梨律厳 許可密栓 享和3年 江戸時代 仏教 密教 真言宗 空海 検）天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞法然本西院流印信案密印NP。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。柳下亭種員録 歌川国芳画『天満宮御一代記』嘉永8年序 須原屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 菅原道真一代記 彩色木版画6面入 読本 浮世絵 錦絵。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。小田島孤舟『歌集 秋遅草』昭和13年 杉風会刊（岩手県盛岡市）著者直筆献呈署名入 花巻市出身の歌人 萬鉄五郎の同級生。
２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。加賀藩士 榊原拙處（榊原拙処）『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/名:守典 字:子常 号:拙処 南画家・書家の文人武士 石川県 漢詩 南宋画得意。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。金沢鋓吉編『正義高潔改進党話 全』明治16年 三春堂刊立憲改進党 大隈重信 明治時代政治史料 自由民権運動 政党論。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。中金正衡『大倭語学手引草 前編』（全2冊揃）明治4年 自笑軒蔵版 元袋付（浮世絵師・歌川国員）明治時代和本 日本語文法書・国語学書 国学。
「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。士気振興 最新日本陸軍軍歌集 昭和10年 旧日本軍 軍事 ミリタリー 戦前明治大正古書和書古本 NP。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。エフェメラ 北園克衛「中村書店 栞」1960年代頃。
３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。十返舎一九作 歌川国安画『三国志画伝』（17冊）嘉永3年 大黒屋平吉板 中国稗史 江戸時代和本 合巻 浮世絵 絵草紙 草双紙 三國志画傳。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。長良川鵜飼之図。
４・近衛基熙（このえもとひろ）について
近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。中山御祈祷図 仏教 検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教 戦前明治大正古書和書古文書古本 NS。母は後水尾天皇皇女女二宮。長崎聞見録(長崎見聞録)。実母は近衛家女房（瑤林院）。羽州秋田木曽石村『正一位木曽吉山大観現辰命院』掛軸〔紙本版摺〕木曽吉山大明神 出羽秋田郡太平木曽石村 別當辰命院 愛染明王 大日如来..。幼名は多治丸。★0415和本江戸文久3年（1863）軍隊規則写本「隊伍組立其外規則書」1冊/古書古文書/手書き。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。アラン・シャンド原著 海老原済・梅浦精一譯『銀行簿記精法』（4巻4冊）明治6年 大蔵省刊 明治時代和本 銀行会計学。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。香川景樹『百首異見』（全5冊揃）天保6年 河南儀兵衛等他刊 江戸時代和本 藤原定家撰「小倉百人一首」注釈書 契沖/賀茂真淵らへの反論。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。軍人読本・3冊/高橋静虎編集・寺内正毅校閲/明治35年/和装本/陸海軍・軍隊・軍艦・水雷駆逐艇・水雷艇・潜行水雷艇・軍旗・軍人の亀鑑。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。日本鍼灸学教科書 経穴 病理古書 古本。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。水谷不倒（水谷弓彦）編『浮世草子西鶴本』大正9年 水谷文庫刊 井原西鶴絵入本を木版摺で紹介。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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